健康関連生産性コストの参考推計
健康上の問題がなかった場合と比べた仕事の出来をもとに、十分に発揮しにくかったと考えられる労働時間と、その人件費相当額を試算する画面です。下の条件を変えると、表示例を確認できます。
出勤しているものの、病気やけがなどの健康上の問題によって、仕事の力を十分に発揮しにくい状態を指す言葉です。この画面では、見出しに専門用語を使わず「健康による仕事への影響」と表示しています。
計算:有効回答者数 × 1人あたり実労働時間 × 健康による仕事への影響率 ÷ 100 × 会社が負担する1時間あたり人件費
これはSPQ(健康上の問題がなかった場合と比べた仕事の出来を尋ねる1問の質問)の公式な金額換算式ではなく、本製品で検討中の参考推計モデルです。自己申告と入力条件から算出するため、実際の売上減少、利益減少、確定した損失額、介入で回収した利益を示すものではありません。個人別の金額は会社画面に表示しません。
会社記録から確認する業務指標(表示例)
勤怠や生産管理などから直接取得できる数値は、自己申告による参考推計とは分けて確認します。このデモでは入力例を示し、合計額は表示しません。
| 指標 | サンプル値 | 主な情報源 | 確認上の注意 |
|---|---|---|---|
| 健康理由の欠勤時間 | 22時間 | 勤怠記録 | 本人の申告範囲や集計基準を統一する |
| 追加残業時間 | 14時間 | 勤怠記録 | 健康問題との関係は別途確認する |
| 代替要員費 | 120,000円 | 人員配置記録 | 対象期間と発生理由を確認する |
| 手直し時間 | 36時間 | 生産管理記録 | 健康状態が原因とは限らない |
| 不良・廃棄費 | 180,000円 | 品質管理記録 | 受注量や設備など他の要因も確認する |
会社記録の数値自体が実績値でも、その変化が健康状態や支援によって生じたと断定するには、導入前後の時系列や比較対象を用いた別の検証が必要です。上の参考推計と単純に足し合わせません。
開始時との差から見る費用対効果(表示例)
開始時より「健康による仕事への影響」が小さくなった場合、その差を人件費相当額へ置き換え、回避できた可能性のあるコストとして前向きに確認する表示例です。開始直後には使用せず、原則として3〜6か月程度のデータを蓄積した後に参考分析として確認します。
開始時の参考推計 4,032,000円 → 現在の参考推計 3,024,000円
開始時と現在の自己申告値の差を使った検討用シミュレーションです。変化が支援によって生じたとは限らず、回避できた可能性のあるコスト、参考差額、参考ROIは、実際の利益増加や確定した介入効果を示すものではありません。人数、測定時期、業務量、勤務条件が比較可能かを確認したうえで使用します。
拠点別 腰の痛み(平均)
職場改善の実施状況
| 改善提案 | 拠点 | 状況 |
|---|---|---|
| 作業台の高さ調整(3台) | 本社工場 | 実施済 |
| 重量物の2人運搬ルール化 | 物流 | 実施済 |
| 部品棚の配置変更 | 第2工場 | 対応中 |
| 台車の追加導入 | 組立 | 検討中 |
個別状況(抜粋)
| ID | 拠点 | 腰の痛み (0〜10) | 腰痛による生活への影響 (0〜24) | 首・肩の症状 (0〜10) | 状態 | 次の対応例 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A-012 | 本社工場 | 6 → 7 | 8 → 10 | 4 → 5 | 確認候補 | 個別面談・運動内容の見直し |
| A-007 | 物流 | 5 → 3 | 7 → 3 | 5 → 3 | 改善 | 現メニュー継続 |
| B-003 | 第2工場 | 4 → 4 | 5 → 5 | 6 → 6 | 横ばい | 作業姿勢の再チェック |
| C-009 | 組立 | 7 → 5 | 9 → 6 | 3 → 2 | 改善 | 現在の状態を確認して内容を検討 |